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北海道の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ221,384件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

横ばい
マンション前年比 +0.9%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
21.8万
40,789件 ・前年比 +0.9%
全国平均比 -54%
土地 平均坪単価
11.3万
79,564件 ・前年比 +10.5%
全国平均比 -55%
一戸建て 平均価格
2,119万
101,031件 ・前年比 +1.4%
全国平均比 -19%
読み解きポイント

北海道の不動産市場は、成約データ221,384件の分析から 「横ばい」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-54%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+55%変動しました。 直近5年では+29%です。
  • 北海道内のマンション相場は、最も高い札幌市中央区と最も低い札幌市手稲区1.8倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+31%の乖離があり、値引き交渉の余地が大きい市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 20万 4万 10万
2018 22万 +10% 4万 +0% 10万 +0%
2019 23万 +5% 4万 +0% 10万 +0%
2020 22万 -4% 5万 +25% 11万 +10%
2021 24万 +9% 4万 -20% 11万 +0%
2022 26万 +8% 5万 +25% 11万 +0%
2023 27万 +4% 5万 +0% 11万 +0%
2024 28万 +4% 6万 +20% 11万 +0%
2025 29万 +4% 7万 +17% 12万 +9%
2026 31万 +7% 5万 -29% 11万 -8%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で+55%上昇。 直近1年は+7%。

土地: 2017年比で+25%上昇。 ピークは2025年(7万/㎡)。 直近1年は-29%。

一戸建て: 2017年比で+10%上昇。 ピークは2025年(12万/㎡)。 直近1年は-8%。

マンション相場ランキング(北海道内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位札幌市中央区(29.6万/㎡)と10位札幌市手稲区(16.9万/㎡)の差は1.8倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は札幌市中央区・札幌市東区・札幌市西区で、合計18,904件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(北海道内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位札幌市中央区(19.3万/㎡)と10位札幌市南区(4.0万/㎡)の差は4.8倍。 北海道内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は札幌市中央区・札幌市豊平区・札幌市西区で、合計7,395件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(北海道内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位札幌市中央区(12,273万)と10位札幌市手稲区(2,474万)の差は5.0倍。 北海道内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は札幌市中央区・札幌市豊平区・札幌市白石区で、合計11,114件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(北海道内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 北海道全域の加重平均: 28.6万/㎡

+31%
売出-成約
北海道のマンションは売出価格が成約価格に対して31%高い水準です。 売出時の強気な価格設定が目立ち、実際の売却時には値引き交渉が入りやすい傾向です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(北海道)

北海道内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.793
62.0万/㎡
2,442件
6〜10年
×1.409
48.7万/㎡
2,780件
11〜20年
×1
34.6万/㎡
9,208件
21〜30年
×0.721
24.9万/㎡
12,215件
31〜40年
×0.555
19.2万/㎡
8,476件
41年〜
×0.43
14.9万/㎡
4,110件
築年数による価格変動の特徴

北海道のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.793(79%高い)。 築21〜30年で×0.721まで下落し、 築41年〜では×0.43となり、新築時の約24%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:北海道の不動産市場の特徴

北海道の不動産市場を成約データ221,384件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2017年から+55%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高札幌市中央区と最低札幌市手稲区で1.8倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.793、築41年〜は×0.43。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。