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東京都の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ589,225件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな下落
マンション前年比 -2.0%  | 全国平均の1.6倍
マンション 平均㎡単価
75.3万
338,322件 ・前年比 -2.0%
全国平均比 +60%
土地 平均坪単価
27.7万
66,803件 ・前年比 +1.3%
全国平均比 +266%
一戸建て 平均価格
5,481万
184,100件 ・前年比 -1.8%
全国平均比 +119%
読み解きポイント

東京都の不動産市場は、成約データ589,225件の分析から 「緩やかな下落」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の1.6倍(+60%)で、全国的にも高水準のエリアです。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+47%変動しました。 直近5年では+29%です。
  • 東京都内のマンション相場は、最も高い港区と最も低い台東区1.6倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+90%の乖離があり、値引き交渉の余地が大きい市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 75万 43万 63万
2017 77万 +3% 45万 +5% 63万 +0%
2018 79万 +3% 46万 +2% 64万 +2%
2019 82万 +4% 47万 +2% 66万 +3%
2020 85万 +4% 49万 +4% 62万 -6%
2021 83万 -2% 52万 +6% 63万 +2%
2022 89万 +7% 55万 +6% 70万 +11%
2023 94万 +6% 59万 +7% 74万 +6%
2024 102万 +9% 63万 +7% 78万 +5%
2025 110万 +8% 67万 +6% 71万 -9%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+47%上昇。 直近1年は+8%。

土地: 2016年比で+56%上昇。 直近1年は+6%。

一戸建て: 2016年比で+13%上昇。 ピークは2024年(78万/㎡)。 直近1年は-9%。

マンション相場ランキング(東京都内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位港区(141.8万/㎡)と10位台東区(89.2万/㎡)の差は1.6倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は港区・千代田区・渋谷区で、合計44,178件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(東京都内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位千代田区(200.1万/㎡)と10位豊島区(68.6万/㎡)の差は2.9倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は千代田区・中央区・港区で、合計47,166件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(東京都内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位千代田区(54,796万)と10位豊島区(12,987万)の差は4.2倍。 東京都内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は千代田区・港区・中央区で、合計47,166件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(東京都内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 東京都全域の加重平均: 143.2万/㎡

+90%
売出-成約
東京都のマンションは売出価格が成約価格に対して90%高い水準です。 売出時の強気な価格設定が目立ち、実際の売却時には値引き交渉が入りやすい傾向です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(東京都)

東京都内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.307
151.7万/㎡
46,140件
6〜10年
×1.141
132.4万/㎡
59,067件
11〜20年
×1
116.1万/㎡
102,098件
21〜30年
×0.773
89.7万/㎡
61,910件
31〜40年
×0.627
72.7万/㎡
40,734件
41年〜
×0.594
68.9万/㎡
35,151件
築年数による価格変動の特徴

東京都のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.307(31%高い)。 築21〜30年で×0.773まで下落し、 築41年〜では×0.594となり、新築時の約45%の水準です。

築浅のプレミアムは適度で、年数経過に伴う値下がりも緩やかです。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:東京都の不動産市場の特徴

東京都の不動産市場を成約データ589,225件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の1.6倍。都市部の高水準エリア。
トレンド
2016年から+47%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高港区と最低台東区で1.6倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.307、築41年〜は×0.594。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。