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神奈川県の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ421,519件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな下落
マンション前年比 -3.5%  | 全国平均の1.0倍
マンション 平均㎡単価
47.9万
163,529件 ・前年比 -3.5%
全国平均比 +2%
土地 平均坪単価
17.8万
81,528件 ・前年比 +0.1%
全国平均比 +136%
一戸建て 平均価格
4,262万
176,462件 ・前年比 +3.5%
全国平均比 +70%
読み解きポイント

神奈川県の不動産市場は、成約データ421,519件の分析から 「緩やかな下落」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の1.0倍(+2%)で、全国平均をやや上回る水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+37%変動しました。 直近5年では+20%です。
  • 神奈川県内のマンション相場は、最も高い川崎市中原区と最も低い横浜市青葉区1.5倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+0%の乖離があり、売出と成約の差が小さい適正な市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 43万 18万 31万
2017 45万 +5% 20万 +11% 33万 +6%
2018 46万 +2% 20万 +0% 33万 +0%
2019 47万 +2% 20万 +0% 33万 +0%
2020 49万 +4% 20万 +0% 33万 +0%
2021 48万 -2% 21万 +5% 34万 +3%
2022 53万 +10% 22万 +5% 36万 +6%
2023 56万 +6% 23万 +5% 37万 +3%
2024 59万 +5% 24万 +4% 38万 +3%
2025 59万 +0% 24万 +0% 39万 +3%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+37%上昇。 ピークは2024年(59万/㎡)。 直近1年は+0%。

土地: 2016年比で+33%上昇。 ピークは2024年(24万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2016年比で+26%上昇。 直近1年は+3%。

マンション相場ランキング(神奈川県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位川崎市中原区(81.6万/㎡)と10位横浜市青葉区(53.4万/㎡)の差は1.5倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は川崎市中原区・横浜市西区・川崎市幸区で、合計27,411件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(神奈川県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位川崎市中原区(51.2万/㎡)と10位横浜市都筑区(27.5万/㎡)の差は1.9倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は川崎市中原区・川崎市幸区・横浜市西区で、合計27,411件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(神奈川県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位横浜市中区(10,350万)と10位川崎市幸区(5,530万)の差は1.9倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は横浜市中区・横浜市西区・川崎市中原区で、合計31,320件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(神奈川県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 神奈川県全域の加重平均: 48.0万/㎡

+0%
売出-成約
神奈川県のマンションは売出価格が成約価格に対して0%高い水準です。 売出価格と成約価格が近く、適正に価格設定されている市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(神奈川県)

神奈川県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.449
96.0万/㎡
15,496件
6〜10年
×1.243
82.4万/㎡
19,980件
11〜20年
×1
66.3万/㎡
41,430件
21〜30年
×0.741
49.1万/㎡
38,715件
31〜40年
×0.57
37.7万/㎡
25,298件
41年〜
×0.433
28.7万/㎡
16,163件
築年数による価格変動の特徴

神奈川県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.449(45%高い)。 築21〜30年で×0.741まで下落し、 築41年〜では×0.433となり、新築時の約30%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:神奈川県の不動産市場の特徴

神奈川県の不動産市場を成約データ421,519件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の1.0倍。全国平均並み〜やや上。
トレンド
2016年から+37%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高川崎市中原区と最低横浜市青葉区で1.5倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.449、築41年〜は×0.433。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。