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静岡県の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ136,679件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな下落
マンション前年比 -2.5%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
23.2万
12,190件 ・前年比 -2.5%
全国平均比 -51%
土地 平均坪単価
21.1万
66,884件 ・前年比 +2.1%
全国平均比 -15%
一戸建て 平均価格
2,569万
57,605件 ・前年比 +1.5%
全国平均比 -1%
読み解きポイント

静岡県の不動産市場は、成約データ136,679件の分析から 「緩やかな下落」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-51%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+32%変動しました。 直近5年では+12%です。
  • 静岡県内のマンション相場は、最も高い駿東郡長泉町と最も低い浜松市中央区1.6倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して-12%の乖離があり、成約が売出を上回る需要の強い市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 22万 6万 12万
2018 23万 +5% 6万 +0% 13万 +8%
2019 23万 +0% 6万 +0% 12万 -8%
2020 24万 +4% 6万 +0% 12万 +0%
2021 26万 +8% 6万 +0% 13万 +8%
2022 26万 +0% 7万 +17% 13万 +0%
2023 27万 +4% 7万 +0% 13万 +0%
2024 27万 +0% 7万 +0% 13万 +0%
2025 28万 +4% 7万 +0% 13万 +0%
2026 29万 +4% 7万 +0% 13万 +0%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で+32%上昇。 直近1年は+4%。

土地: 2017年比で+17%上昇。 ピークは2022年(7万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2017年比で+8%上昇。 ピークは2018年(13万/㎡)。 直近1年は+0%。

マンション相場ランキング(静岡県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位駿東郡長泉町(34.5万/㎡)と10位浜松市中央区(21.5万/㎡)の差は1.6倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は駿東郡長泉町・藤枝市・熱海市で、合計1,844件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(静岡県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位静岡市葵区(13.5万/㎡)と10位御殿場市(5.9万/㎡)の差は2.3倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は静岡市葵区・静岡市駿河区・駿東郡長泉町で、合計9,661件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(静岡県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位静岡市葵区(4,390万)と10位袋井市(2,568万)の差は1.7倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は静岡市葵区・駿東郡長泉町・静岡市駿河区で、合計8,287件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(静岡県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 静岡県全域の加重平均: 20.5万/㎡

-12%
売出-成約
静岡県のマンションは売出価格が成約価格に対して12%低い水準です。 需要が旺盛で、売出価格以上で成約するケースも見られる活況な市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(静岡県)

静岡県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.626
52.2万/㎡
864件
6〜10年
×1.369
43.9万/㎡
1,188件
11〜20年
×1
32.1万/㎡
2,906件
21〜30年
×0.646
20.7万/㎡
2,730件
31〜40年
×0.444
14.2万/㎡
1,632件
41年〜
×0.333
10.7万/㎡
844件
築年数による価格変動の特徴

静岡県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.626(63%高い)。 築21〜30年で×0.646まで下落し、 築41年〜では×0.333となり、新築時の約20%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:静岡県の不動産市場の特徴

静岡県の不動産市場を成約データ136,679件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2017年から+32%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高駿東郡長泉町と最低浜松市中央区で1.6倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.626、築41年〜は×0.333。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。