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奈良県の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ52,303件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな上昇
マンション前年比 +4.3%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
23.1万
9,608件 ・前年比 +4.3%
全国平均比 -51%
土地 平均坪単価
6.8万
14,869件 ・前年比 -4.1%
全国平均比 -10%
一戸建て 平均価格
2,411万
27,826件 ・前年比 -1.2%
全国平均比 -4%
読み解きポイント

奈良県の不動産市場は、成約データ52,303件の分析から 「緩やかな上昇」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-51%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+25%変動しました。 直近5年では+14%です。
  • 奈良県内のマンション相場は、最も高い北葛城郡王寺町と最も低い天理市1.7倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して-9%の乖離があり、成約が売出を上回る需要の強い市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 20万 6万 12万
2017 23万 +15% 6万 +0% 12万 +0%
2018 21万 -9% 7万 +17% 12万 +0%
2019 22万 +5% 7万 +0% 13万 +8%
2020 22万 +0% 6万 -14% 12万 -8%
2021 22万 +0% 7万 +17% 12万 +0%
2022 23万 +5% 7万 +0% 12万 +0%
2023 24万 +4% 7万 +0% 12万 +0%
2024 24万 +0% 8万 +14% 12万 +0%
2025 25万 +4% 7万 -12% 12万 +0%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+25%上昇。 直近1年は+4%。

土地: 2016年比で+17%上昇。 ピークは2024年(8万/㎡)。 直近1年は-12%。

一戸建て: 2016年比で横ばい。 ピークは2019年(13万/㎡)。 直近1年は+0%。

マンション相場ランキング(奈良県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位北葛城郡王寺町(29.3万/㎡)と10位天理市(16.8万/㎡)の差は1.7倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は北葛城郡王寺町・磯城郡田原本町・香芝市で、合計5,238件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(奈良県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位奈良市(9.2万/㎡)と10位磯城郡田原本町(5.6万/㎡)の差は1.6倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は奈良市・生駒市・北葛城郡王寺町で、合計23,289件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(奈良県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位奈良市(3,116万)と10位天理市(2,114万)の差は1.5倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は奈良市・生駒市・香芝市で、合計25,332件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(奈良県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 奈良県全域の加重平均: 20.9万/㎡

-9%
売出-成約
奈良県のマンションは売出価格が成約価格に対して9%低い水準です。 需要が旺盛で、売出価格以上で成約するケースも見られる活況な市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(奈良県)

奈良県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.725
51.1万/㎡
671件
6〜10年
×1.444
42.8万/㎡
893件
11〜20年
×1
29.6万/㎡
2,723件
21〜30年
×0.672
19.9万/㎡
3,032件
31〜40年
×0.523
15.5万/㎡
1,619件
41年〜
×0.393
11.6万/㎡
823件
築年数による価格変動の特徴

奈良県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.725(73%高い)。 築21〜30年で×0.672まで下落し、 築41年〜では×0.393となり、新築時の約23%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:奈良県の不動産市場の特徴

奈良県の不動産市場を成約データ52,303件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2016年から+25%。緩やかな上昇基調。
エリア格差
最高北葛城郡王寺町と最低天理市で1.7倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.725、築41年〜は×0.393。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。