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茨城県の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ96,557件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

下落基調
マンション前年比 -6.7%  | 全国平均の0.6倍
マンション 平均㎡単価
26.6万
5,424件 ・前年比 -6.7%
全国平均比 -44%
土地 平均坪単価
2.8万
50,659件 ・前年比 +11.6%
全国平均比 -63%
一戸建て 平均価格
2,146万
40,474件 ・前年比 +1.9%
全国平均比 -14%
読み解きポイント

茨城県の不動産市場は、成約データ96,557件の分析から 「下落基調」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.6倍(-44%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+32%変動しました。 直近5年では+21%です。
  • 茨城県内のマンション相場は、最も高い那珂郡東海村と最も低い古河市2.2倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して-2%の乖離があり、成約が売出を上回る需要の強い市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 22万 3万 8万
2017 21万 -5% 3万 +0% 9万 +13%
2018 22万 +5% 2万 -33% 9万 +0%
2019 24万 +9% 3万 +50% 8万 -11%
2020 24万 +0% 3万 +0% 9万 +13%
2021 26万 +8% 3万 +0% 9万 +0%
2022 27万 +4% 3万 +0% 9万 +0%
2023 28万 +4% 3万 +0% 9万 +0%
2024 32万 +14% 3万 +0% 9万 +0%
2025 29万 -9% 3万 +0% 9万 +0%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+32%上昇。 ピークは2024年(32万/㎡)。 直近1年は-9%。

土地: 2016年比で横ばい。 ピークは2016年(3万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2016年比で+13%上昇。 ピークは2017年(9万/㎡)。 直近1年は+0%。

マンション相場ランキング(茨城県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位那珂郡東海村(41.3万/㎡)と10位古河市(19.1万/㎡)の差は2.2倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は那珂郡東海村・守谷市・つくば市で、合計14,983件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(茨城県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位守谷市(7.0万/㎡)と10位古河市(2.6万/㎡)の差は2.7倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は守谷市・つくば市・つくばみらい市で、合計16,375件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(茨城県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位つくば市(3,693万)と10位土浦市(1,987万)の差は1.9倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3はつくば市・守谷市・水戸市で、合計24,735件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(茨城県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 茨城県全域の加重平均: 26.1万/㎡

-2%
売出-成約
茨城県のマンションは売出価格が成約価格に対して2%低い水準です。 需要が旺盛で、売出価格以上で成約するケースも見られる活況な市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(茨城県)

茨城県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.418
44.9万/㎡
994件
6〜10年
×1.348
42.7万/㎡
899件
11〜20年
×1
31.7万/㎡
1,789件
21〜30年
×0.592
18.8万/㎡
1,096件
31〜40年
×0.369
11.7万/㎡
528件
41年〜
×0.225
7.1万/㎡
261件
築年数による価格変動の特徴

茨城県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.418(42%高い)。 築21〜30年で×0.592まで下落し、 築41年〜では×0.225となり、新築時の約16%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:茨城県の不動産市場の特徴

茨城県の不動産市場を成約データ96,557件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.6倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2016年から+32%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高那珂郡東海村と最低古河市で2.2倍。一定の格差あり。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.418、築41年〜は×0.225。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。