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広島県の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ89,748件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな上昇
マンション前年比 +1.5%  | 全国平均の0.6倍
マンション 平均㎡単価
30.2万
12,176件 ・前年比 +1.5%
全国平均比 -36%
土地 平均坪単価
7.5万
35,667件 ・前年比 +4.4%
全国平均比 -1%
一戸建て 平均価格
2,926万
41,905件 ・前年比 -1.3%
全国平均比 +17%
読み解きポイント

広島県の不動産市場は、成約データ89,748件の分析から 「緩やかな上昇」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.6倍(-36%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+38%変動しました。 直近5年では+16%です。
  • 広島県内のマンション相場は、最も高い広島市中区と最も低い東広島市1.5倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+3%の乖離があり、売出と成約の差が小さい適正な市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 26万 7万 17万
2017 26万 +0% 7万 +0% 18万 +6%
2018 29万 +12% 8万 +14% 18万 +0%
2019 31万 +7% 8万 +0% 18万 +0%
2020 31万 +0% 8万 +0% 18万 +0%
2021 31万 +0% 8万 +0% 18万 +0%
2022 32万 +3% 8万 +0% 17万 -6%
2023 33万 +3% 8万 +0% 17万 +0%
2024 35万 +6% 10万 +25% 18万 +6%
2025 36万 +3% 10万 +0% 18万 +0%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+38%上昇。 直近1年は+3%。

土地: 2016年比で+43%上昇。 ピークは2024年(10万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2016年比で+6%上昇。 ピークは2017年(18万/㎡)。 直近1年は+0%。

マンション相場ランキング(広島県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位広島市中区(37.8万/㎡)と10位東広島市(26.0万/㎡)の差は1.5倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は広島市中区・広島市南区・安芸郡府中町で、合計11,384件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(広島県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位広島市中区(25.5万/㎡)と10位広島市安芸区(7.1万/㎡)の差は3.6倍。 広島県内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は広島市中区・広島市南区・安芸郡府中町で、合計11,384件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(広島県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位広島市中区(11,513万)と10位安芸郡坂町(2,594万)の差は4.4倍。 広島県内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は広島市中区・広島市南区・広島市西区で、合計15,695件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(広島県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 広島県全域の加重平均: 31.1万/㎡

+3%
売出-成約
広島県のマンションは売出価格が成約価格に対して3%高い水準です。 売出価格と成約価格が近く、適正に価格設定されている市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(広島県)

広島県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.525
59.1万/㎡
1,253件
6〜10年
×1.312
50.9万/㎡
1,319件
11〜20年
×1
38.8万/㎡
2,993件
21〜30年
×0.748
29.0万/㎡
3,111件
31〜40年
×0.621
24.1万/㎡
1,782件
41年〜
×0.535
20.8万/㎡
791件
築年数による価格変動の特徴

広島県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.525(52%高い)。 築21〜30年で×0.748まで下落し、 築41年〜では×0.535となり、新築時の約35%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:広島県の不動産市場の特徴

広島県の不動産市場を成約データ89,748件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.6倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2016年から+38%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高広島市中区と最低東広島市で1.5倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.525、築41年〜は×0.535。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。