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大阪府の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ388,221件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな上昇
マンション前年比 +3.9%  | 全国平均の0.9倍
マンション 平均㎡単価
40.8万
147,220件 ・前年比 +3.9%
全国平均比 -14%
土地 平均坪単価
15.6万
58,839件 ・前年比 +1.1%
全国平均比 +106%
一戸建て 平均価格
3,340万
182,162件 ・前年比 -1.4%
全国平均比 +34%
読み解きポイント

大阪府の不動産市場は、成約データ388,221件の分析から 「緩やかな上昇」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.9倍(-14%)で、全国平均をやや下回る水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+53%変動しました。 直近5年では+31%です。
  • 大阪府内のマンション相場は、最も高い大阪市北区と最も低い大阪市都島区1.6倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+14%の乖離があり、一定の値引きが見込まれる市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 36万 16万 28万
2017 38万 +6% 16万 +0% 28万 +0%
2018 37万 -3% 17万 +6% 28万 +0%
2019 39万 +5% 17万 +0% 28万 +0%
2020 42万 +8% 17万 +0% 29万 +4%
2021 41万 -2% 18万 +6% 28万 -3%
2022 44万 +7% 19万 +6% 29万 +4%
2023 47万 +7% 21万 +11% 30万 +3%
2024 51万 +9% 22万 +5% 31万 +3%
2025 55万 +8% 22万 +0% 30万 -3%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+53%上昇。 直近1年は+8%。

土地: 2016年比で+38%上昇。 ピークは2024年(22万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2016年比で+7%上昇。 ピークは2024年(31万/㎡)。 直近1年は-3%。

マンション相場ランキング(大阪府内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位大阪市北区(69.7万/㎡)と10位大阪市都島区(44.1万/㎡)の差は1.6倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は大阪市北区・大阪市浪速区・大阪市中央区で、合計28,907件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(大阪府内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位大阪市中央区(76.0万/㎡)と10位大阪市港区(28.5万/㎡)の差は2.7倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は大阪市中央区・大阪市北区・大阪市西区で、合計33,330件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(大阪府内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位大阪市中央区(36,567万)と10位大阪市阿倍野区(5,616万)の差は6.5倍。 大阪府内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は大阪市中央区・大阪市西区・大阪市北区で、合計33,330件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(大阪府内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 大阪府全域の加重平均: 46.6万/㎡

+14%
売出-成約
大阪府のマンションは売出価格が成約価格に対して14%高い水準です。 売主の希望価格と市場価格にやや開きがあり、一定の値引き余地があります。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(大阪府)

大阪府内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.635
100.4万/㎡
15,623件
6〜10年
×1.295
79.5万/㎡
19,108件
11〜20年
×1
61.4万/㎡
36,204件
21〜30年
×0.667
41.0万/㎡
28,757件
31〜40年
×0.524
32.2万/㎡
24,290件
41年〜
×0.449
27.6万/㎡
20,189件
築年数による価格変動の特徴

大阪府のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.635(64%高い)。 築21〜30年で×0.667まで下落し、 築41年〜では×0.449となり、新築時の約27%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:大阪府の不動産市場の特徴

大阪府の不動産市場を成約データ388,221件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.9倍。全国平均よりやや割安。
トレンド
2016年から+53%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高大阪市北区と最低大阪市都島区で1.6倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.635、築41年〜は×0.449。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。