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栃木県の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ72,693件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

上昇基調
マンション前年比 +10.2%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
24.8万
3,232件 ・前年比 +10.2%
全国平均比 -47%
土地 平均坪単価
3.1万
38,181件 ・前年比 +2.2%
全国平均比 -59%
一戸建て 平均価格
2,219万
31,280件 ・前年比 +2.9%
全国平均比 -11%
読み解きポイント

栃木県の不動産市場は、成約データ72,693件の分析から 「上昇基調」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-47%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+61%変動しました。 直近5年では+45%です。
  • 栃木県内のマンション相場は、最も高い栃木市と最も低い足利市2.2倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+1%の乖離があり、売出と成約の差が小さい適正な市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 18万 3万 8万
2017 21万 +17% 3万 +0% 9万 +13%
2018 21万 +0% 3万 +0% 9万 +0%
2019 22万 +5% 3万 +0% 9万 +0%
2020 20万 -9% 3万 +0% 8万 -11%
2021 23万 +15% 3万 +0% 8万 +0%
2022 25万 +9% 3万 +0% 9万 +13%
2023 26万 +4% 3万 +0% 8万 -11%
2024 27万 +4% 4万 +33% 9万 +13%
2025 29万 +7% 4万 +0% 10万 +11%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+61%上昇。 直近1年は+7%。

土地: 2016年比で+33%上昇。 ピークは2024年(4万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2016年比で+25%上昇。 直近1年は+11%。

マンション相場ランキング(栃木県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位栃木市(28.2万/㎡)と10位足利市(12.7万/㎡)の差は2.2倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は栃木市・宇都宮市・鹿沼市で、合計29,673件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(栃木県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位宇都宮市(5.6万/㎡)と10位足利市(2.4万/㎡)の差は2.3倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は宇都宮市・下野市・小山市で、合計30,962件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(栃木県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位宇都宮市(2,934万)と10位大田原市(1,807万)の差は1.6倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は宇都宮市・下野市・塩谷郡高根沢町で、合計23,950件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(栃木県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 栃木県全域の加重平均: 25.0万/㎡

+1%
売出-成約
栃木県のマンションは売出価格が成約価格に対して1%高い水準です。 売出価格と成約価格が近く、適正に価格設定されている市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(栃木県)

栃木県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.594
51.5万/㎡
458件
6〜10年
×1.339
43.3万/㎡
317件
11〜20年
×1
32.3万/㎡
923件
21〜30年
×0.612
19.8万/㎡
905件
31〜40年
×0.471
15.2万/㎡
477件
41年〜
×0.306
9.9万/㎡
75件
築年数による価格変動の特徴

栃木県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.594(59%高い)。 築21〜30年で×0.612まで下落し、 築41年〜では×0.306となり、新築時の約19%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:栃木県の不動産市場の特徴

栃木県の不動産市場を成約データ72,693件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2016年から+61%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高栃木市と最低足利市で2.2倍。一定の格差あり。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.594、築41年〜は×0.306。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。