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埼玉県の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ300,449件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな下落
マンション前年比 -2.7%  | 全国平均の0.7倍
マンション 平均㎡単価
34.7万
72,075件 ・前年比 -2.7%
全国平均比 -27%
土地 平均坪単価
35.1万
83,552件 ・前年比 -3.2%
全国平均比 +40%
一戸建て 平均価格
3,242万
144,822件 ・前年比 +1.0%
全国平均比 +25%
読み解きポイント

埼玉県の不動産市場は、成約データ300,449件の分析から 「緩やかな下落」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.7倍(-27%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+33%変動しました。 直近5年では+22%です。
  • 埼玉県内のマンション相場は、最も高いさいたま市浦和区と最も低い志木市1.7倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+27%の乖離があり、値引き交渉の余地が大きい市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 33万 12万 23万
2018 33万 +0% 12万 +0% 24万 +4%
2019 34万 +3% 12万 +0% 24万 +0%
2020 35万 +3% 12万 +0% 25万 +4%
2021 36万 +3% 12万 +0% 25万 +0%
2022 39万 +8% 13万 +8% 27万 +8%
2023 41万 +5% 14万 +8% 28万 +4%
2024 43万 +5% 14万 +0% 28万 +0%
2025 43万 +0% 14万 +0% 29万 +4%
2026 44万 +2% 13万 -7% 28万 -3%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で+33%上昇。 直近1年は+2%。

土地: 2017年比で+8%上昇。 ピークは2023年(14万/㎡)。 直近1年は-7%。

一戸建て: 2017年比で+22%上昇。 ピークは2025年(29万/㎡)。 直近1年は-3%。

マンション相場ランキング(埼玉県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位さいたま市浦和区(61.8万/㎡)と10位志木市(35.3万/㎡)の差は1.7倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3はさいたま市浦和区・さいたま市大宮区・さいたま市南区で、合計10,043件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(埼玉県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位さいたま市浦和区(35.3万/㎡)と10位川口市(19.8万/㎡)の差は1.8倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3はさいたま市浦和区・さいたま市中央区・さいたま市大宮区で、合計3,800件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(埼玉県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位さいたま市大宮区(7,648万)と10位川口市(4,002万)の差は1.9倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3はさいたま市大宮区・さいたま市浦和区・戸田市で、合計7,004件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(埼玉県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 埼玉県全域の加重平均: 44.1万/㎡

+27%
売出-成約
埼玉県のマンションは売出価格が成約価格に対して27%高い水準です。 売出時の強気な価格設定が目立ち、実際の売却時には値引き交渉が入りやすい傾向です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(埼玉県)

埼玉県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.546
75.8万/㎡
6,629件
6〜10年
×1.288
63.1万/㎡
7,744件
11〜20年
×1
49.0万/㎡
17,683件
21〜30年
×0.75
36.7万/㎡
18,582件
31〜40年
×0.56
27.4万/㎡
12,075件
41年〜
×0.394
19.3万/㎡
6,987件
築年数による価格変動の特徴

埼玉県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.546(55%高い)。 築21〜30年で×0.75まで下落し、 築41年〜では×0.394となり、新築時の約25%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:埼玉県の不動産市場の特徴

埼玉県の不動産市場を成約データ300,449件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.7倍。全国平均よりやや割安。
トレンド
2017年から+33%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高さいたま市浦和区と最低志木市で1.7倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.546、築41年〜は×0.394。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。