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福島県の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ60,088件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな下落
マンション前年比 -3.1%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
21.4万
3,070件 ・前年比 -3.1%
全国平均比 -55%
土地 平均坪単価
9.6万
32,059件 ・前年比 +1.7%
全国平均比 -62%
一戸建て 平均価格
2,112万
24,959件 ・前年比 +5.6%
全国平均比 -19%
読み解きポイント

福島県の不動産市場は、成約データ60,088件の分析から 「緩やかな下落」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-55%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+0%変動しました。 直近5年では-4%です。
  • 福島県内のマンション相場は、最も高いいわき市と最も低い郡山市1.4倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して-2%の乖離があり、成約が売出を上回る需要の強い市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 22万 3万 9万
2018 23万 +5% 3万 +0% 10万 +11%
2019 24万 +4% 3万 +0% 9万 -10%
2020 24万 +0% 3万 +0% 9万 +0%
2021 23万 -4% 3万 +0% 10万 +11%
2022 23万 +0% 3万 +0% 9万 -10%
2023 25万 +9% 3万 +0% 9万 +0%
2024 23万 -8% 4万 +33% 9万 +0%
2025 24万 +4% 4万 +0% 10万 +11%
2026 22万 -8% 3万 -25% 9万 -10%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で横ばい。 ピークは2023年(25万/㎡)。 直近1年は-8%。

土地: 2017年比で横ばい。 ピークは2024年(4万/㎡)。 直近1年は-25%。

一戸建て: 2017年比で横ばい。 ピークは2018年(10万/㎡)。 直近1年は-10%。

マンション相場ランキング(福島県内 市区町村TOP4)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位いわき市(28.1万/㎡)と4位郡山市(20.3万/㎡)の差は1.4倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3はいわき市・会津若松市・福島市で、合計1,589件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(福島県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位郡山市(4.5万/㎡)と10位本宮市(2.1万/㎡)の差は2.2倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は郡山市・福島市・会津若松市で、合計11,850件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(福島県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位郡山市(2,909万)と10位相馬市(1,813万)の差は1.6倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は郡山市・福島市・双葉郡大熊町で、合計10,442件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(福島県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 福島県全域の加重平均: 21.1万/㎡

-2%
売出-成約
福島県のマンションは売出価格が成約価格に対して2%低い水準です。 需要が旺盛で、売出価格以上で成約するケースも見られる活況な市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(福島県)

福島県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.65
44.2万/㎡
249件
6〜10年
×1.389
37.2万/㎡
321件
11〜20年
×1
26.8万/㎡
928件
21〜30年
×0.691
18.5万/㎡
1,030件
31〜40年
×0.549
14.7万/㎡
401件
41年〜
×0.327
8.8万/㎡
87件
築年数による価格変動の特徴

福島県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.65(65%高い)。 築21〜30年で×0.691まで下落し、 築41年〜では×0.327となり、新築時の約20%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:福島県の不動産市場の特徴

福島県の不動産市場を成約データ60,088件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2017年から+0%。ほぼ横ばい。
エリア格差
最高いわき市と最低郡山市で1.4倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.65、築41年〜は×0.327。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。