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沖縄県の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ33,123件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

上昇基調
マンション前年比 +6.6%  | 全国平均の0.8倍
マンション 平均㎡単価
38.6万
4,308件 ・前年比 +6.6%
全国平均比 -19%
土地 平均坪単価
18.1万
18,337件 ・前年比 +19.2%
全国平均比 -27%
一戸建て 平均価格
4,359万
10,478件 ・前年比 +3.7%
全国平均比 +68%
読み解きポイント

沖縄県の不動産市場は、成約データ33,123件の分析から 「上昇基調」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.8倍(-19%)で、全国平均をやや下回る水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+47%変動しました。 直近5年では+22%です。
  • 沖縄県内のマンション相場は、最も高い中頭郡北谷町と最も低いうるま市2.6倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+59%の乖離があり、値引き交渉の余地が大きい市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 34万 6万 20万
2018 38万 +12% 6万 +0% 21万 +5%
2019 36万 -5% 6万 +0% 20万 -5%
2020 41万 +14% 7万 +17% 19万 -5%
2021 41万 +0% 7万 +0% 22万 +16%
2022 42万 +2% 7万 +0% 22万 +0%
2023 44万 +5% 7万 +0% 24万 +9%
2024 47万 +7% 7万 +0% 23万 -4%
2025 50万 +6% 9万 +29% 24万 +4%
2026 50万 +0% 7万 -22% 23万 -4%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で+47%上昇。 ピークは2025年(50万/㎡)。 直近1年は+0%。

土地: 2017年比で+17%上昇。 ピークは2025年(9万/㎡)。 直近1年は-22%。

一戸建て: 2017年比で+15%上昇。 ピークは2023年(24万/㎡)。 直近1年は-4%。

マンション相場ランキング(沖縄県内 市区町村TOP9)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位中頭郡北谷町(62.2万/㎡)と9位うるま市(24.2万/㎡)の差は2.6倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は中頭郡北谷町・豊見城市・糸満市で、合計277件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(沖縄県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位那覇市(14.7万/㎡)と10位島尻郡与那原町(6.1万/㎡)の差は2.4倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は那覇市・浦添市・中頭郡北谷町で、合計3,180件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(沖縄県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位那覇市(7,311万)と10位沖縄市(4,369万)の差は1.7倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は那覇市・中頭郡北谷町・浦添市で、合計2,643件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(沖縄県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 沖縄県全域の加重平均: 61.4万/㎡

+59%
売出-成約
沖縄県のマンションは売出価格が成約価格に対して59%高い水準です。 売出時の強気な価格設定が目立ち、実際の売却時には値引き交渉が入りやすい傾向です。
▲ 高い順 TOP10
1 中頭郡北谷町
81.0万 47件
2 中頭郡西原町
80.8万 91件
3 国頭郡本部町
73.3万 26件
4 豊見城市
64.7万 76件
5 石垣市
64.6万 21件
6 浦添市
58.7万 79件
7 那覇市
57.6万 465件
8 島尻郡八重瀬町
57.6万 10件
9 糸満市
55.8万 14件
10 宜野湾市
51.7万 63件

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(沖縄県)

沖縄県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.357
69.0万/㎡
649件
6〜10年
×1.189
60.4万/㎡
777件
11〜20年
×1
50.8万/㎡
1,068件
21〜30年
×0.711
36.1万/㎡
931件
31〜40年
×0.572
29.1万/㎡
522件
41年〜
×0.418
21.2万/㎡
128件
築年数による価格変動の特徴

沖縄県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.357(36%高い)。 築21〜30年で×0.711まで下落し、 築41年〜では×0.418となり、新築時の約31%の水準です。

築浅のプレミアムは適度で、年数経過に伴う値下がりも緩やかです。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:沖縄県の不動産市場の特徴

沖縄県の不動産市場を成約データ33,123件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.8倍。全国平均よりやや割安。
トレンド
2017年から+47%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高中頭郡北谷町と最低うるま市で2.6倍。一定の格差あり。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.357、築41年〜は×0.418。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。