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沖縄県の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ33,758件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな上昇
マンション前年比 +4.5%  | 全国平均の0.8倍
マンション 平均㎡単価
39.1万
4,349件 ・前年比 +4.5%
全国平均比 -17%
土地 平均坪単価
5.9万
18,772件 ・前年比 +31.2%
全国平均比 -22%
一戸建て 平均価格
4,442万
10,637件 ・前年比 +6.9%
全国平均比 +78%
読み解きポイント

沖縄県の不動産市場は、成約データ33,758件の分析から 「緩やかな上昇」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.8倍(-17%)で、全国平均をやや下回る水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+56%変動しました。 直近5年では+22%です。
  • 沖縄県内のマンション相場は、最も高い中頭郡北谷町と最も低い島尻郡八重瀬町1.5倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+51%の乖離があり、値引き交渉の余地が大きい市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 32万 6万 18万
2017 34万 +6% 6万 +0% 20万 +11%
2018 38万 +12% 6万 +0% 21万 +5%
2019 36万 -5% 6万 +0% 20万 -5%
2020 41万 +14% 7万 +17% 19万 -5%
2021 41万 +0% 7万 +0% 22万 +16%
2022 42万 +2% 7万 +0% 22万 +0%
2023 44万 +5% 7万 +0% 24万 +9%
2024 47万 +7% 7万 +0% 23万 -4%
2025 50万 +6% 9万 +29% 24万 +4%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+56%上昇。 直近1年は+6%。

土地: 2016年比で+50%上昇。 直近1年は+29%。

一戸建て: 2016年比で+33%上昇。 ピークは2023年(24万/㎡)。 直近1年は+4%。

マンション相場ランキング(沖縄県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位中頭郡北谷町(62.6万/㎡)と10位島尻郡八重瀬町(42.2万/㎡)の差は1.5倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は中頭郡北谷町・国頭郡恩納村・国頭郡金武町で、合計1,460件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(沖縄県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位那覇市(14.7万/㎡)と10位島尻郡与那原町(6.1万/㎡)の差は2.4倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は那覇市・浦添市・中頭郡北谷町で、合計9,293件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(沖縄県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位那覇市(7,313万)と10位沖縄市(4,353万)の差は1.7倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は那覇市・中頭郡北谷町・浦添市で、合計9,293件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(沖縄県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 沖縄県全域の加重平均: 59.1万/㎡

+51%
売出-成約
沖縄県のマンションは売出価格が成約価格に対して51%高い水準です。 売出時の強気な価格設定が目立ち、実際の売却時には値引き交渉が入りやすい傾向です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(沖縄県)

沖縄県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.357
69.0万/㎡
649件
6〜10年
×1.189
60.4万/㎡
777件
11〜20年
×1
50.8万/㎡
1,068件
21〜30年
×0.711
36.1万/㎡
931件
31〜40年
×0.572
29.1万/㎡
522件
41年〜
×0.418
21.2万/㎡
128件
築年数による価格変動の特徴

沖縄県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.357(36%高い)。 築21〜30年で×0.711まで下落し、 築41年〜では×0.418となり、新築時の約31%の水準です。

築浅のプレミアムは適度で、年数経過に伴う値下がりも緩やかです。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:沖縄県の不動産市場の特徴

沖縄県の不動産市場を成約データ33,758件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.8倍。全国平均よりやや割安。
トレンド
2016年から+56%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高中頭郡北谷町と最低島尻郡八重瀬町で1.5倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.357、築41年〜は×0.418。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。