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長野県の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ78,770件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

上昇基調
マンション前年比 +11.2%  | 全国平均の0.7倍
マンション 平均㎡単価
31.4万
2,584件 ・前年比 +11.2%
全国平均比 -34%
土地 平均坪単価
9.2万
47,700件 ・前年比 -4.1%
全国平均比 -63%
一戸建て 平均価格
1,990万
28,486件 ・前年比 +4.3%
全国平均比 -23%
読み解きポイント

長野県の不動産市場は、成約データ78,770件の分析から 「上昇基調」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.7倍(-34%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+113%変動しました。 直近5年では+59%です。
  • 長野県内のマンション相場は、最も高い北佐久郡軽井沢町と最も低い佐久市3.3倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+10%の乖離があり、一定の値引きが見込まれる市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 24万 3万 7万
2018 27万 +13% 3万 +0% 7万 +0%
2019 27万 +0% 3万 +0% 7万 +0%
2020 29万 +7% 3万 +0% 8万 +14%
2021 32万 +10% 3万 +0% 8万 +0%
2022 37万 +16% 3万 +0% 8万 +0%
2023 38万 +3% 3万 +0% 8万 +0%
2024 43万 +13% 3万 +0% 8万 +0%
2025 43万 +0% 3万 +0% 9万 +13%
2026 51万 +19% 2万 -33% 7万 -22%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で+113%上昇。 直近1年は+19%。

土地: 2017年比で-33%下落。 ピークは2017年(3万/㎡)。 直近1年は-33%。

一戸建て: 2017年比で横ばい。 ピークは2025年(9万/㎡)。 直近1年は-22%。

マンション相場ランキング(長野県内 市区町村TOP7)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位北佐久郡軽井沢町(67.2万/㎡)と7位佐久市(20.6万/㎡)の差は3.3倍。 長野県内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は北佐久郡軽井沢町・北佐久郡御代田町・松本市で、合計1,228件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(長野県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位長野市(5.1万/㎡)と10位中野市(2.6万/㎡)の差は2.0倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は長野市・松本市・諏訪郡下諏訪町で、合計13,213件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(長野県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位北佐久郡軽井沢町(3,978万)と10位上伊那郡南箕輪村(1,882万)の差は2.1倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は北佐久郡軽井沢町・松本市・長野市で、合計10,591件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(長野県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 長野県全域の加重平均: 34.7万/㎡

+10%
売出-成約
長野県のマンションは売出価格が成約価格に対して10%高い水準です。 売主の希望価格と市場価格にやや開きがあり、一定の値引き余地があります。
▼ 低い順 BOTTOM10

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(長野県)

長野県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.38
63.1万/㎡
346件
6〜10年
×1.164
53.2万/㎡
335件
11〜20年
×1
45.7万/㎡
800件
21〜30年
×0.663
30.3万/㎡
567件
31〜40年
×0.479
21.9万/㎡
324件
41年〜
×0.294
13.4万/㎡
60件
築年数による価格変動の特徴

長野県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.38(38%高い)。 築21〜30年で×0.663まで下落し、 築41年〜では×0.294となり、新築時の約21%の水準です。

築浅のプレミアムは適度で、年数経過に伴う値下がりも緩やかです。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:長野県の不動産市場の特徴

長野県の不動産市場を成約データ78,770件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.7倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2017年から+113%。力強い上昇トレンド。
エリア格差
最高北佐久郡軽井沢町と最低佐久市で3.3倍。地域選びが価格に大きく影響。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.38、築41年〜は×0.294。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。