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岩手県の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ35,277件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

下落基調
マンション前年比 -14.2%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
22.0万
2,338件 ・前年比 -14.2%
全国平均比 -54%
土地 平均坪単価
8.7万
19,698件 ・前年比 +1.1%
全国平均比 -65%
一戸建て 平均価格
1,766万
13,241件 ・前年比 +1.6%
全国平均比 -32%
読み解きポイント

岩手県の不動産市場は、成約データ35,277件の分析から 「下落基調」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-54%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+14%変動しました。 直近5年では+14%です。
  • 岩手県内のマンション相場は、最も高い一関市と最も低い盛岡市1.5倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して-16%の乖離があり、成約が売出を上回る需要の強い市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 22万 3万 7万
2018 24万 +9% 3万 +0% 7万 +0%
2019 23万 -4% 3万 +0% 8万 +14%
2020 24万 +4% 3万 +0% 8万 +0%
2021 22万 -8% 3万 +0% 8万 +0%
2022 24万 +9% 3万 +0% 8万 +0%
2023 24万 +0% 3万 +0% 8万 +0%
2024 27万 +13% 3万 +0% 8万 +0%
2025 24万 -11% 4万 +33% 8万 +0%
2026 25万 +4% 3万 -25% 7万 -12%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で+14%上昇。 ピークは2024年(27万/㎡)。 直近1年は+4%。

土地: 2017年比で横ばい。 ピークは2025年(4万/㎡)。 直近1年は-25%。

一戸建て: 2017年比で横ばい。 ピークは2019年(8万/㎡)。 直近1年は-12%。

マンション相場ランキング(岩手県内 市区町村TOP3)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位一関市(33.9万/㎡)と3位盛岡市(21.9万/㎡)の差は1.5倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は一関市・奥州市・盛岡市で、合計2,388件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(岩手県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位盛岡市(5.4万/㎡)と10位下閉伊郡山田町(2.0万/㎡)の差は2.7倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は盛岡市・紫波郡矢巾町・滝沢市で、合計5,743件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(岩手県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位紫波郡矢巾町(2,506万)と10位奥州市(1,468万)の差は1.7倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は紫波郡矢巾町・盛岡市・北上市で、合計6,204件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(岩手県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 岩手県全域の加重平均: 18.3万/㎡

-16%
売出-成約
岩手県のマンションは売出価格が成約価格に対して16%低い水準です。 需要が旺盛で、売出価格以上で成約するケースも見られる活況な市場です。
▲ 高い順 TOP10
1 北上市
41.9万 10件
2 盛岡市
18.1万 443件
3 八幡平市
7.1万 12件
▼ 低い順 BOTTOM10
1 八幡平市
7.1万 12件
2 盛岡市
18.1万 443件
3 北上市
41.9万 10件

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(岩手県)

岩手県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.395
42.6万/㎡
132件
6〜10年
×1.242
37.9万/㎡
202件
11〜20年
×1
30.6万/㎡
543件
21〜30年
×0.675
20.6万/㎡
632件
31〜40年
×0.484
14.8万/㎡
524件
41年〜
×0.379
11.6万/㎡
117件
築年数による価格変動の特徴

岩手県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.395(40%高い)。 築21〜30年で×0.675まで下落し、 築41年〜では×0.379となり、新築時の約27%の水準です。

築浅のプレミアムは適度で、年数経過に伴う値下がりも緩やかです。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:岩手県の不動産市場の特徴

岩手県の不動産市場を成約データ35,277件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2017年から+14%。緩やかな上昇基調。
エリア格差
最高一関市と最低盛岡市で1.5倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.395、築41年〜は×0.379。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。