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愛媛県の不動産マーケットレポート

2026-05-17 更新 国土交通省 成約データ42,027件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな上昇
マンション前年比 +1.1%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
22.1万
3,174件 ・前年比 +1.1%
全国平均比 -53%
土地 平均坪単価
5.0万
22,357件 ・前年比 +6.2%
全国平均比 -33%
一戸建て 平均価格
2,339万
16,496件 ・前年比 +4.4%
全国平均比 -6%
読み解きポイント

愛媛県の不動産市場は、成約データ42,027件の分析から 「緩やかな上昇」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-53%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2016年から2025年にかけて+15%変動しました。 直近5年では-8%です。
  • 愛媛県内のマンション相場は、最も高い松山市と最も低い四国中央市1.7倍の開きがあります。
  • 売出価格は成約価格に対して+3%の乖離があり、売出と成約の差が小さい適正な市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2016 20万 5万 10万
2017 20万 +0% 5万 +0% 11万 +10%
2018 21万 +5% 5万 +0% 11万 +0%
2019 19万 -10% 5万 +0% 10万 -9%
2020 25万 +32% 4万 -20% 10万 +0%
2021 22万 -12% 5万 +25% 11万 +10%
2022 22万 +0% 5万 +0% 11万 +0%
2023 24万 +9% 5万 +0% 11万 +0%
2024 23万 -4% 5万 +0% 10万 -9%
2025 23万 +0% 5万 +0% 11万 +10%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2016年比で+15%上昇。 ピークは2020年(25万/㎡)。 直近1年は+0%。

土地: 2016年比で横ばい。 ピークは2016年(5万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2016年比で+10%上昇。 ピークは2017年(11万/㎡)。 直近1年は+10%。

マンション相場ランキング(愛媛県内 市区町村TOP8)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位松山市(22.0万/㎡)と8位四国中央市(12.7万/㎡)の差は1.7倍。 比較的均質な相場圏といえます。 TOP3は松山市・今治市・八幡浜市で、合計25,253件の取引が集中しています。

土地相場ランキング(愛媛県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位松山市(8.0万/㎡)と10位喜多郡内子町(3.0万/㎡)の差は2.7倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は松山市・伊予郡松前町・八幡浜市で、合計20,961件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(愛媛県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの中央値ベース。件数は成約件数。

1位松山市(3,225万)と10位今治市(1,432万)の差は2.3倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は松山市・東温市・伊予郡松前町で、合計21,203件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(愛媛県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 愛媛県全域の加重平均: 22.6万/㎡

+3%
売出-成約
愛媛県のマンションは売出価格が成約価格に対して3%高い水準です。 売出価格と成約価格が近く、適正に価格設定されている市場です。

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-05-17時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(愛媛県)

愛媛県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.548
39.1万/㎡
307件
6〜10年
×1.32
33.4万/㎡
354件
11〜20年
×1
25.3万/㎡
979件
21〜30年
×0.729
18.4万/㎡
896件
31〜40年
×0.528
13.3万/㎡
412件
41年〜
×0.343
8.7万/㎡
140件
築年数による価格変動の特徴

愛媛県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.548(55%高い)。 築21〜30年で×0.729まで下落し、 築41年〜では×0.343となり、新築時の約22%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:愛媛県の不動産市場の特徴

愛媛県の不動産市場を成約データ42,027件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2016年から+15%。緩やかな上昇基調。
エリア格差
最高松山市と最低四国中央市で1.7倍。比較的均一な相場。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.548、築41年〜は×0.343。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約506万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも中央値ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。