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高知県の不動産マーケットレポート

2026-09-11 更新 国土交通省 成約データ18,350件 + 不動産ポータルサイトの売出データを当社で加工

緩やかな下落
マンション前年比 -1.3%  | 全国平均の0.5倍
マンション 平均㎡単価
23.0万
1,057件 ・前年比 -1.3%
全国平均比 -52%
土地 平均坪単価
16.4万
8,722件 ・前年比 +2.0%
全国平均比 -34%
一戸建て 平均価格
1,867万
8,571件 ・前年比 +16.2%
全国平均比 -28%
読み解きポイント

高知県の不動産市場は、成約データ18,350件の分析から 「緩やかな下落」と判定されます。

  • マンション㎡単価は全国平均の0.5倍(-52%)で、全国平均より割安な水準です。
  • マンション㎡単価は2017年から2026年にかけて+19%変動しました。 直近5年では+14%です。
  • 売出価格は成約価格に対して+2%の乖離があり、売出と成約の差が小さい適正な市場です。

㎡単価の年次推移(直近10年)

マンション土地一戸建て
2017 21万 5万 10万
2018 23万 +10% 5万 +0% 10万 +0%
2019 20万 -13% 5万 +0% 11万 +10%
2020 22万 +10% 6万 +20% 10万 -9%
2021 22万 +0% 5万 -17% 12万 +20%
2022 25万 +14% 5万 +0% 13万 +8%
2023 27万 +8% 5万 +0% 13万 +0%
2024 27万 +0% 6万 +20% 11万 -15%
2025 26万 -4% 6万 +0% 13万 +18%
2026 25万 -4% 6万 +0% 16万 +23%

※ 万円/㎡。一戸建ては建物+土地の総額平均を面積で割った値。

推移から読み取れること

マンション: 2017年比で+19%上昇。 ピークは2023年(27万/㎡)。 直近1年は-4%。

土地: 2017年比で+20%上昇。 ピークは2020年(6万/㎡)。 直近1年は+0%。

一戸建て: 2017年比で+60%上昇。 直近1年は+23%。

マンション相場ランキング(高知県内 市区町村TOP1)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

土地相場ランキング(高知県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位高知市(7.8万/㎡)と10位安芸郡芸西村(2.2万/㎡)の差は3.5倍。 高知県内でもエリアによって価格差が非常に大きいことがわかります。 TOP3は高知市・南国市・吾川郡いの町で、合計5,192件の取引が集中しています。

一戸建て相場ランキング(高知県内 市区町村TOP10)

国交省成約データの平均ベース(外れ値トリム後)。件数はその種別の成約件数。

1位高知市(2,334万)と10位高岡郡四万十町(1,138万)の差は2.1倍。 エリアによる価格差が明確にあります。 TOP3は高知市・南国市・香美市で、合計6,248件の取引が集中しています。

売出中マンションの㎡単価ベースライン(高知県内 市区町村)

不動産ポータルサイトで現在売出中の中古マンションから市区町村ごとの㎡単価中央値を当社で集計。成約データは過去の実績、こちらはいま買える価格帯の指標です。 / 高知県全域の加重平均: 23.4万/㎡

+2%
売出-成約
高知県のマンションは売出価格が成約価格に対して2%高い水準です。 売出価格と成約価格が近く、適正に価格設定されている市場です。
▲ 高い順 TOP10
▼ 低い順 BOTTOM10

※ サンプル数10件未満の市区町村は除外。2026-09-10時点の売出物件から集計。

マンション築年数と㎡単価の関係(高知県)

高知県内の中古マンション成約データを時点補正し、築年帯別の平均㎡単価を算出。築11〜20年を基準(1.0)とした相対係数。

0〜5年
×1.536
41.5万/㎡
106件
6〜10年
×1.223
33.0万/㎡
85件
11〜20年
×1
27.0万/㎡
317件
21〜30年
×0.787
21.3万/㎡
257件
31〜40年
×0.587
15.9万/㎡
156件
41年〜
×0.503
13.6万/㎡
57件
築年数による価格変動の特徴

高知県のマンションでは、築0〜5年の物件は基準(築11〜20年)に対して×1.536(54%高い)。 築21〜30年で×0.787まで下落し、 築41年〜では×0.503となり、新築時の約33%の水準です。

築浅プレミアムが大きく、新しい物件ほど高値で取引されています。築10年を過ぎると値下がりが始まるため、売却を検討中の方は早めの判断が有利になる可能性があります。

※ 国土交通省 成約データの㎡単価を、取引時点の市場水準で時点補正した値。たとえば係数×0.67は「同じ条件なら築11-20年の物件の約67%の単価」を意味します。 個別物件の価格は立地・階数・管理状態等で大きく異なります。

まとめ:高知県の不動産市場の特徴

高知県の不動産市場を成約データ18,350件から総合的に分析した結果、以下の特徴が浮かび上がります。

価格水準
全国平均の0.5倍。地方型の割安エリア。
トレンド
2017年から+19%。緩やかな上昇基調。
築年影響
築0〜5年は基準の×1.536、築41年〜は×0.503。築浅プレミアム大。

本レポートは、国土交通省「不動産取引価格情報」約514万件と、不動産ポータルサイトで公開されている売出物件データを当社で加工・集計したものです。 外れ値(2パーセンタイル以下・98パーセンタイル以上、面積10㎡以下)は除外しています。 売出ベースの単価はマンションのみ対象で、築年数・面積・駅徒歩の属性補正前のベースライン値を表示しています。 数値はいずれも外れ値トリム後の平均ベースであり、個別物件の価格を保証するものではありません。